私たちは、利用者が多くお住いの関東圏、関西圏を中心に高級ヴィラ・高級貸別荘を展開しています。
プライベートプール付きヴィラを多く展開していますが、同タイプの宿泊施設は夏と冬の繁閑差が通常施設よりも大きくなります。
冬の魅力を底上げすることが重要ですが、夏の利用価値とのギャップが大きく、難しいテーマです。
沖縄には500棟超のプール付ヴィラがありますが、一部を除き冬の運営は厳しいようです。わざわざ飛行機に乗って利用する価値は少ない判断されるのでしょう。
私たちは、近年、天然温泉に着目しておりグループで国内に12カ所の自家源泉を所有しています。
冬も利用価値が高いヴィラ・貸別荘へ発展させるべく、今後もこの方針で施設の展開を進めて参ります。
2024年には、北海道や宮城、大分で天然温泉を満喫できるSPA特化型の施設をリリース予定です。
同年には全国屈指の人気温泉地である箱根温泉でオーベルジュタイプ、ラグジュアリーヴィラ2施設の開業を目指しています。
北海道や沖縄等の遠方の施設は、“国内トップクラスのクオリティやスケール感”にこだわっています。
遠隔地へわざわざ時間や交通費をかけて訪れていただく必要があるため、質にこだわっています。
例えば、函館鹿部のヴィラはオーシャンビューの敷地2,124㎡に1棟のヴィラを計画しています。
敷地内に2本の源泉があり、かけ流しの温泉風呂を楽しめる環境を整備します。
「食」についても当地でしか味わえない料理研究を進めており、隣接の鹿部漁港で水揚げされる魚介類の新鮮さをダイレクトに堪能いただくメニューを開発していきます。
宮城鳴子温泉では、函館鹿部の敷地面積を上回る4600㎡の広大な土地に1棟のヴィラを計画しています。
当地は2種類、3本の源泉があり、1棟のヴィラに異なる２つの泉質の巨大風呂を整備する計画です。
「食」は、菌茸や野菜の名産地である当地の珍しい食材を活用した料理メニューの開発を進めています。ジビエ料理にもチャレンジしたいと考えています。
私たちのヴィラは、“のびのび自由にリラックス”できる施設でありたいと考えています。
したがって細かいルールは設けていません。
気軽に使っていただき、思い切り羽を伸ばしていただく事を重視していますし、家族や仲間との思い出作りや、リフレッシュしていただくことに重きを置いています。
ルール整備が大雑把であるが故のトラブルもありますが、私どもは“自由度が高いこと”を提供サービスの価値と捉えています。
オールシーズン、子供たちにものびのび過ごしてもらいたいと考えています。
サマーシーズンには、海や湖などの自然を楽しめる環境があることはもちろんですが、冬シーズンも屋外でのびのび過ごしていただけるコンテンツの開発を進めています。
京都天橋立では10年前よりイチゴ狩りを12月～4月の期間に開催しています。
山梨河口湖では、ワカサギ釣り体験のできるアクティビティ拠点を保有しています。
さらに富良野、函館鹿部、鳴子温泉、山梨県鳴沢村は近隣スキー場への送迎サービスを計画。
コロナ禍、満足に外出ができなかった子供たちにぜひ、元気いっぱい楽しんでもらえればと考えています。
